スポットライト世紀のスクープ/今もどこかで映画のようなことが起きている
あらすじ
カトリック教会の神父が、子供に対して性的虐待をしているという事実を組織ぐるみで隠ぺいしていた事件を、ボストン・グローブ社のコラム欄「スポットライト」チームが記事にしたという、実話が元になった作品。
予告が面白くて、本編に少し期待しすぎてしまった感がありました。
実話が元だからか、大げさではなく淡々と時間が進んでました。マーク・ラファロは演技でキャラクターが変わっててすごい。ハルクと同じ人とは思えなかった。笑
少し抜けてるイメージがあったけど、この映画では熱血記者でした。
現実にこんなことが起きていたなんて、この映画で知ったくらいで全く知らなかったけど、恐ろしくてゾッとした。新聞やメディアにはこういう力があるんだなあ。今にも子供がまたひとり犠牲になってしまうかもしれないのに、根絶するために、と情報の公開を待つのが辛かった。でもそうしないとまた巨大な力でもみ消されてしまう。
記者たちがとてもかっこよかった。
つまりこうやって、いつも世界のどこかで戦ってるかっこいい人たちがいるってことですね。働いてるみんなにドラマがあって、お互い助けあっていきているんだなと。
自分の仕事にだってスポットライトがあたれば立派な映画にできるんじゃないか、と思えるようにかっこよく働きたいと思いました。笑